年内最後のコンサート

12月に入って急に寒くなりました。インフルエンザなど今年も流行の兆しが見え隠れしていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今年もあと残り1週間となりました。私の年内最後のコンサートを、ちょうどクリスマスの日にさせていただきます。

みなさんはもう年賀状は投函されましたでしょうか。今年も何枚か喪中のはがきを受け取りました。私事ですが、ちょうど12月25日は一番歳が近かった従妹の命日でもあります。また今年の秋に、同じく私より年下の友人を見送りました。そんなわけでクリスマスの日に似つかわしくないかもしれませんが、ショパンの「別れの曲」を演奏させていただきます。この曲をもって今年亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

さて、今回はもう一人ご紹介したい方がいらっしゃいます。税理士資格をお持ちの異色新進作曲家、玉村洋平さんです。京都大学法学部卒業、東亜大学大学院法学専攻修了の秀才でありながら、大学在学中にピアノ、和声、作曲を学び、2000年より作曲を始められる。ピアノ調律師の方を介して、彼のピアノコンチェルトの演奏をお引き受けした事からのお付き合い。現代作曲家にはめずらしく、とても親しみやすいメロディー、彼独特のリズム感を私は「玉村節」と呼ばせてもらっています。今回はここダイヤ通り音楽ホールをイメージされて作られたピアノトリオ「クリスタル・モーメント」の初演を、ヴァイオリン峰松さん、チェロ北浦さんと共に演奏させていただくことになりました。ぜひ彼独特のサウンドにご期待下さい♪

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