オペラ「ディドとエネアス」

2015年が始まって、1月が行ってしまわれました(^^)寒い寒いと言いつつも節分、立春と季節は確実に春へ向かっておりますが、やっぱりまだまだ寒い(-.-)2月なんだから寒くて当たり前!・・・のこの時期に、大きなコンサートに出演させていただいて、今年で4回目♪今回はイギリスバロック音楽の作曲家、ヘンリーパーセルの作品「ディドとエネアス」全3幕よりハイライトをお届けします。

 

~あらすじ~カルタゴの女王ディドは、トロイの英雄エネアスへの恋に悩む。ギリシャとの戦いに敗れ、傷つき漂流した彼をディドが介抱するうちに、恋に落ちてしまうのだ。人々の祝福により二人は結婚を誓い、愛の勝利の喜びに酔いしれる。一方それを快く思わない魔法使いは、カルタゴ滅亡と女王の死を望んでいる。魔女たちを集め、策謀を練る。ディドとエネアスの一行は、保養地に狩にやってくるが、魔女たちが起こした嵐がやってきて、人々は急いで街に帰りエネアスは一人残される。魔法使いの精霊が変身した神が現れ、ゼウスの命令として、この地を離れイタリアに旅立つよう命令。エネアスはディドとの誓いとの間に挟まれ苦しむが、ゼウスの命令に背けない。魔法使いたちは策略がうまくいったのを喜ぶ。エネアスの出発を知ったディドは怒り苦しむ。エネアスはこの地に残るというが、彼女は誓いを破った言葉を一度口にしたのだから許せないと拒絶。エネアスは去った後、ディドには命を絶つこと決意。ディドは「自分の悲惨な運命は忘れて、でも私のことは覚えておいて」と歌い、死へと旅立つ。

 

このコンサートはEi Musica音楽教室の西浦まゆみ先生が主催、指導されている。毎年12月から音楽稽古が始まり、その時期から2ヶ月半あまり練習をご一緒させていただくのだが、とにかく毎回エネルギッシュな練習密度が濃い!どちらかというと小柄できゃしゃな身体からは想像を超える内容である。指揮、演出、編曲、舞台、衣装・・・とすべて一人でやってのけるのは素晴らしいの一言!この練習に参加するのに片道2時間近くかかるのだが、練習がおもしろいのだ!出演されるのは先生の生徒さん。専門に音楽を勉強された方も何人かいらっしゃるのだが、アマチュアさんがほとんど。宝塚を目指す高校生からすでに、舞台に立つことができている。実はこの音楽稽古が始まる前にはワークショップもあって、歌を歌うための身体造りから学ぶことができる。半年近くの皆さんの練習成果をぜひ見て、聞いていただきたいです(^^)/

来週日曜8日13時半開演。場所は天理市文化センター(JR・近鉄天理駅下車徒歩10分)尚、コンサート前半は歌のソロコンサートです♪

 

 

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